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勉強嫌いを克服する方法!子どもが勉強嫌いになる原因や親の接し方も解説

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勉強嫌いを克服する方法!子どもが勉強嫌いになる原因や親の接し方も解説

「子どもの勉強嫌いを治したい!」といったご相談を親御さんからよく聞くことがあります。

多くの親御さんは子育ての仕方を学んだことがありません。そのため、そのまま「勉強しなさい!」と言っているだけの方は多いのではないでしょうか?

しかし、ただ「勉強しなさい」とだけ伝えても子どもの勉強嫌いは治りません。

この記事では、勉強嫌いを克服する方法についてご紹介します。子どもが勉強嫌いになる原因効果的な接し方などについても解説していますので、ぜひご参考にしてください。

子どもが勉強嫌いになる原因

子どもが勉強嫌いになる原因はいくつかあります。まずは原因を分析し、それぞれ異なる対策を行うことがおすすめです。

ここでは、勉強嫌いになる主な原因を4つご紹介します。どの原因が当てはまるのか考えながら、読んでみてください。

分からないから

勉強を嫌いになるシンプルな原因として、「勉強内容が分からないから」があります。勉強内容が分かっていないと、問題を解けないため、勉強に嫌気をさすのも当然です。

中には「自分は勉強ができない」と思いこんでいる方もいるでしょう。しかし、一から復習をしていくことで、この問題を解決できることもあります。まずはどこから理解できていないのか把握することが大切です。

おもしろくないから

次に、勉強内容がおもしろくないから勉強嫌いになることについて解説します。

受験や進学のために仕方なく勉強しているようだと、勉強はただの作業にしかなりません。イヤイヤ作業を続けていれば、勉強を嫌いになってしまいます。

嫌でも勉強しなければならないのであれば、勉強におもしろみを見つける努力をすることがおすすめです。

勉強の仕方が分からないから

勉強の仕方が分からないから、勉強嫌いになっているかもしれません。勉強には、「効率的に暗記する方法」「自分に合う勉強法」というものがあります。

しかし、正しい勉強法を知らなければ、頑張っても成績は上がりにくく、達成感を味わえません。正しい勉強法を知れば、勉強への嫌悪感をなくせるでしょう。

勉強する意味が分からないから

勉強する意味が分からなければ、勉強を避けていても不思議ではありません。勉強する意味が分からない人の共通点として、「目標が明確にない」というものがあります。

「志望校合格」や「テストで80点以上取る」など、勉強をする目標を見つけることは大切です。また、その目標を達成したらどのような良いことがあるかについても考えておくと、勉強する意味を見つけられるでしょう。

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勉強嫌いを克服する方法

勉強嫌いになる原因が把握できれば、次は勉強嫌いを克服しましょう。勉強嫌いになる原因それぞれの克服法を解説していますので、ぜひご参考にしてください。

  • 原因:分からないから→スモールステップで進める
  • 原因:おもしろくないから→興味関心のある内容から勉強する
  • 原因:勉強の仕方が分からないから→効果的な勉強法を知る
  • 原因:勉強する意味が分からないから→勉強して達成したい目標を設定する

スモールステップで進める

勉強嫌いになる原因が「分からないから」である方は、スモールステップで勉強を進めましょう。まずは達成感を味わうことが必要です。達成感を味わうためには、今自分ができることから始めると良いでしょう。

特に、積み上げの教科と言われる英語や算数・数学は、分からない問題があればその前の内容を理解できていない可能性が考えられます。この場合、理解できていない内容をほったらかしにしておくと、どんどん分からなくなってしまいます。

例えば、たし算ができていない状態でかけ算を理解することはできません。たし算を理解し、慣れてきたところで次のかけ算に進めます。

しかし、たし算を理解できていない状態でも学校はかけ算の授業に進むことがあります。この場合、かけ算が全く分からなくなってしまうので勉強を嫌いになってしまうでしょう。

学校は一斉授業のため、この制度が変わることはありません。そのため、もしたし算を理解できていない状態でかけ算の授業に入った場合、家ではまずたし算を勉強することがおすすめです。

学校に合わせて焦らず、お子さまのペースで少しずつでも頑張っていきましょう。

興味関心のある内容から勉強する

勉強はやらされるとおもしろみを感じないことが多いです。これは仕方ありません。そこで、まずは「やらされている感」を無くす必要があります。

子ども自ら「勉強をしたい!」と思ってもらうためには、子どもが興味関心のある内容や教材を使用することが大切です。例えば、動物が好きなお子さまの場合、動物を調べることから知識を増やしていきましょう。

ゲームがお好きな子の場合、勉強をゲーム化して興味関心を持たせることも1つの手段です。

ゲームでは、ボスを倒すために様々な攻略法を使います。武器を強化したり、レベルを上げたりもするでしょう。

これを勉強に置き換えて考えます。「ボス(勉強の目標)」を倒すために「武器の装備(知識)」や「レベル上げ(勉強時間)」がどれだけ必要か考えましょう。

このように興味関心のあるものに関連付けて勉強することで、勉強嫌いを克服できます。

効果的な勉強法を知る

勉強をしても成績が伸びない方は、効果的な勉強法を知ることで一気に成績を伸ばせるかもしれません。

効果的な勉強法は多くあります。ここでは1つ、暗記する際に効果的な方法をご紹介します。暗記力を高めるにはヒグビーの理論が有効です。

ヒグビーの理論とは
  1. 有意味化
  2. 組織化
  3. 連想
  4. 視覚化
  5. 注意
  6. 興味
  7. フィードバック

勉強して達成したい目標を設定する

目標がないと勉強する意味を見出せません。無意味なことをやらされていると感じていれば、勉強嫌いになるのも仕方ないでしょう。

目標を設定する際は、

  • 最終目標
  • 1ヶ月の目標
  • 1週間の目標

というようにここでもスモールステップで目標を設定することがおすすめです。

例えば、

  • 最終目標:定期テストで全教科80点以上
  • 1ヶ月の目標:苦手な英語を強化
  • 1週間の目標:テスト範囲の英単語を覚える

といったように「最終目標」に必要な過程を「1ヶ月の目標」「1週間の目標」に設定します。

最終目標だけを設定していると、どこかで中だるみしてしまうでしょう。「1週間の目標」を設定することで、「最終目標」に近づけるとともに達成感を味わえます。

モグラ先生
モグラ先生
毎日の目標も作るとさらに達成感を味わえるで

勉強嫌いの子どもに対する良い接し方

勉強嫌いの子どもへのサポートは発達段階によって異なります。もちろん、その子の個性にもよるので、子どものことを想像しながらどの接し方が適しているのか判断してください。

小学生の子とは一緒に勉強する

子どもは親を見て育ちます。親が率先して勉強していれば「勉強しなさい」と言わなくても、子どもは勉強する意識に変わります。

このとき、親は子どもと同じ勉強をする必要はありません。勉強することがなければ、読書でもOKです。

家事などで忙しいかと思いますが、親自ら机に向かうことで、子どもも「勉強しよう!」という気持ちになります。

中学生・高校生の子とは適切な距離を取る

中学生・高校生は多感な時期です。親の言うことを素直に聞けないことも多くなるでしょう。

そのため、あれこれ言い過ぎるとかえって子どもはやる気を無くす恐れがあります。

しかし、親が口出しすることを辞めても、子どもが自ら勉強するわけではありません。むしろ、状況は悪化するでしょう。

ポイントは、親が適切なタイミングでサポートすることです。子どもが助けを求めているとき、困っているときにすっと手を差し伸べましょう。

勉強嫌いの子どもに対するNGな接し方

最後に、勉強嫌いの子どもにしてはいけない接し方をご紹介します。

「勉強しなさい」と言う

「勉強しなさい」とつい言いたくなりますよね。しかし、「勉強しなさい」と声をかけることは逆効果です。

これは、ブーメラン効果と呼ばれています。ブーメラン効果とは、相手を説得すればするほど、説得内容とは逆の行動をしてしまうという効果です。

また、「◯◯しなさい」「◯◯したらダメ」という命令を受けると、逆の行動をしたくなるという効果もあります。人間は自由を制限されると、「自分には自由がある」ということを確認するために逆の行動を取る傾向があるのです。

触ったらだめと言われたものを触りたくなるのと同じだね

スマホやゲームなどを取り上げる

勉強しない原因がスマホやゲームなどの娯楽だった場合、多くの親はその娯楽を取り上げることで勉強に集中させようとします。

しかし、これらの娯楽を取り上げてしまっても、他の娯楽を求める傾向があります。

そのため、娯楽を取り上げても効果はありません。

スマホやゲームなどの娯楽に依存している子は、精神的な悩みを抱えていることが多いと言われています。学校での悩みや勉強の悩みなどから逃げるために、娯楽に依存しているのです。

まずは、この悩みを解決しましょう。悩みのタネはさまざまなので、ここで解決策を提案することはできませんが、1つ言えることは、スマホやゲームなどの娯楽を取り上げても、問題は何も解決されないということです。

1人で英語の勉強ができない方へ

勉強嫌いを克服して、勉強を習慣化させるためには、プロの力を借りることもおすすめです。

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