勉強しようと思っていてもやる気が出ない…なんてことはよくありますよね。
やる気はあるけど、気づけばスマホやゲームに夢中になってしまうなんてこともあるかもしれません。
さらに、「勉強しないと!」と思えば思うほど焦りが積もってしまい、逆に気が散ってしまいますよね。
そこで今回は元教員がやる気を出す方法、そしてそのやる気を持続させる方法を紹介します。
- 勉強のやる気がでない方
- やる気はあるけど気が散ってしまい集中できない方
勉強のやる気が出ない原因5選
勉強のやる気が出ないことには原因があります。
これを理解して解決に導くことが勉強のやる気を出す第一歩です。
勉強のやる気が出ない原因は下記の5つです。
- 勉強できる環境が整っていない
- 疲労が溜まっている・眠たい
- 悩みがある
- 目標や計画があやふや
- 勉強の型が合っていない
1つずつ詳しく説明していきますね。
勉強できる環境が整っていない
1つ目の原因は、勉強できる環境が整っていないことです。
自室で勉強する場合、漫画やゲーム、スマホなどの誘惑が多数あるでしょう。
また、部屋や机の上が散らかっていると、これらの誘惑だけでなく視界に余計なものが入ってしまいます。
そのような勉強しようにもできない環境では、勉強できなくて当たり前です。
疲労が溜まっている/眠たい
2つ目は、疲労が溜まっているもしくは眠たい状態が続いていることです。
部活や習い事をしている方は特に1日のスケジュールがパンパンになって休む暇もないでしょう。
そのため、いざ勉強しようとしても眠たくなったり、疲れてだらけてしまったりなんてこともあるかもしれません。
体が疲れている時や眠い時にやる気は出ませんよね。
勉強頑張ろう!とつい深夜も勉強すると昼間眠くなってしまいます。
また、お腹いっぱいになった後も眠気は襲ってくるでしょう。
規則正しい生活をしながら、勉強前の食事は腹八分に抑える必要があります。
悩みがある
3つ目は悩みがあることです。
勉強以外にも学校生活や友達、部活、恋愛など悩みは尽きませんよね。
しかし悩みがある間は、悩みが頭をよぎってくるためやる気は起きません。
そんな時は、悩みを紙に書き出してみましょう。
そして、解決できる悩みとできない悩みに分けます。
そうすると、解決できる悩みはすぐに解決でき、できない悩みは「自分で解決できないなら仕方ないか…」と切り替えられます。
https://mogu-philblog.com/stress-lose/
目標や計画があやふや
4つ目は目標や計画があやふやになっていることです。
目標がないまま勉強していると「何のために勉強しているのだろう…」とどんどんやる気は削がれてしまいます。
また、学習計画を立てていなくても何の勉強をすべきか把握できません。
そのような状況で勉強しよう!とやる気を出すことは難しいですよね。
目標と計画を考えることは手間かもしれませんが、勉強のやる気を出すためには必要不可欠です。

勉強の型が合っていない
5つ目は勉強の型があっていないことです。
勉強法には型があります。
しかし、その型があっていない場合、勉強を苦に感じてしまうでしょう。
まずは自分の型を確認して自分に合った勉強法を習得しましょう。
まだ自分の型がわからない方は下記のリンクから自分の型を確認できます。

勉強のやる気を出す方法10選
では、具体的に勉強のやる気を出す方法を紹介します。
環境を整える
勉強のやる気が出ない原因でもお話ししたように、勉強する環境には気を遣いましょう。
まずは漫画やゲーム、スマホなどの誘惑を視界に入らないところに置くようにします。
視界に入っていなくても意識してしまう方は、簡単には手の届かないところに置くなど工夫することもオススメします。
そうすることで、意識を無理やりでも勉強に集中できるようになるでしょう。
また、部屋や机上が散らかっていても気が散ってしまいます。
勉強する部屋は常に整頓するよう意識し、机上には勉強に必要な問題集や参考書などのみを置くようにしましょう。
夜食用にお菓子を引出しや棚に忍ばせるのもOKです。
自分が勉強に集中できる環境作りに力を入れてみてください。
他にも、部屋の温度にも気を遣いましょう。
暖かい部屋にいると、副交感神経が活発に働きリラックスした状態になってしまいます。
そこで、勉強する部屋の温度は低めに設定しましょう。
また、頭を冷やし足元を暖かくすると、より集中力は持続されます。
自分に合う環境を見つける
自分に合う環境で勉強しましょう。
自分の部屋でしか集中できない人や、カフェ、図書館など場所を変えて勉強する方が集中できる人など人それぞれです。
無理矢理自分の部屋や塾の自習室で勉強する必要はありません。
自分に合う勉強場所を見つけましょう。
早寝早起きの習慣を作る
脳科学者の茂木健一郎先生によると、朝目覚めてから3時間が「ゴールデンタイム」という脳が最も効率よく働く時間だといいます。
さらに、起きてすぐは大脳の扁桃体という部分が活性化し、記憶力が上がりやすくなる時間でもあります。
つまり「ゴールデンタイム」に勉強すれば、学習内容が定着しやすくなります。
そして、朝勉強するためには早寝をする必要があります。
最低でも6時間以上眠れるように早寝早起きを習慣化しましょう。
早起きできない方は、目覚まし時計を工夫すれば起きれるようになります。
下記の目覚まし時計が私のおすすめです!
この目覚まし時計は音だけでなく光も出してくれ、目を覚ましたい30分前からゆっくり光り始めます。
目標を決める
勉強をした先の目標を決めましょう。
何事にも目標を決めることで前に進めます。
「○○大学に合格する」や「テストで80点以上とる」など、まずは目標を決める必要があります。
さらに、その目標に向けて1年後の目標、半年後の目標、1ヶ月後の目標、1週間後の目標、今日の目標と繋げて考えましょう。
このようにすることで、目標のためにやるべきことが明確になります。
学習計画を立てる
次は、目標に向かって学習計画を立てましょう。
学習計画がなければ、何となく勉強することになり、気づけばだらけてしまいます。
学習計画を立てることで、何をすべきかが明確になります。
そうすると、その通りに勉強していくだけです

得意苦手を把握する
あなたにも得意科目、苦手科目はありますよね。
勉強しようといざ取り組んでも、何だか勉強が進まない…というときはもしかするとその科目が苦手なのかもしれません。
得意か苦手かをまず把握しましょう。
そして、苦手科目は後回しにしてもOKです!
まずは勉強する勢いをつけたいので、好きな科目・得意科目から始めましょう!
YouTubeやアプリを上手く活用する
令和になり机に向かうだけが勉強ではなくなりました。
勉強系YouTubeや勉強アプリなど、スマホを使っても効果的な勉強ができます。
スマホを避けることができない人は、逆に効果的に使う方法を考えていきましょう!
高校生向け勉強系YouTube⏬
高校生向け勉強系アプリ⏬
仲間と競い合う
仲間とともに勉強したほうが圧倒的に効果的になります。
「こいつにできるんだったら自分でもできる」
こういった意識の中で切磋琢磨していきましょう!
今はスマホひとつあれば、SNSでたくさんの人と繋がることができます。
たとえばTwitterで勉強垢を作ったり、スタディプラスのような学習管理プラットフォームに登録したりして、仲間を作りましょう。
リフレッシュをする
勉強ばかりではなく、たまにはリフレッシュもしましょう。
ずっと勉強していれば、息詰まってしまいますよね。
そういう場合は、リフレッシュする必要があります。
リフレッシュの方法は人それぞれですが、外に出て散歩するのもよし、音楽を聴くのもよし、自分の身も心も休ませれる方法を選びましょう。
名言を見る
過去、偉人たちは勉強に関する名言を残しています。
その名言を読むだけで、やる気は上昇するでしょう。
勉強に対するやる気を上げたい方は、ぜひお試しください!
まとめ
勉強のやる気を上げることは意外と簡単で、身近なことを正せばできます。
「勉強のやる気が出ない…」と悩んでいる暇があれば、すぐにでも実践してみましょう。