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【学歴の重要性解説】学歴が高いだけでは意味がない!?本当に重要なものとは

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個性が重要視される時代になり、「学歴なんて必要ない!」という風潮が広がっています。

しかし、本当にそうでしょうか?
就職活動の際に学歴の重要性を感じる方は多くいます。

就職活動の際に学歴の重要性に気がついても「もう遅いよ!」となりますよね。

そこでこの記事では、
学歴の重要性について解説します。

結論、学歴は重要ですが学歴が全てではありません。

モブ生徒
モブ生徒
いやいや、学歴で人生が決まるよ
モグラ先生
モグラ先生
学歴だけしか持ってへんと苦労するで

学歴よりも重要なこと志望校選びについても解説していますので、ぜひ受験を控えている方に読んでほしいです。

この記事はこんな方におすすめ
  • 学歴の重要性について知りたい方
  • 志望校を決められない方
  • 学歴よりも重要なものを知りたい方
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学歴が重要な理由

学歴は就職活動や人脈作りで重要となります。

今回はこの2つの場面に分けて、
なぜ学歴が重要なのかについて深堀りしていきます。

就職活動で学歴が重要な理由

就職活動では学歴が高い方が有利です。

そのため、大人はこぞって「名門校へ入学しなさい」と子どもに言います。

では、なぜ就職活動で学歴が重要なのでしょうか。

もちろん、どこの企業も学歴を重視しているわけではありません。

しかし、多くの大手企業は学歴を採用基準としています。

これは、単純に大手企業になるに連れ、採用にかける時間がないから。

大手企業には毎年数多くの学生がエントリーします。

これらの学生全てと面接する時間はありません。

そのため、簡単に判断できる学歴でひとまず絞り込むことが多いのです。

人脈作りで学歴が重要な理由

人脈作りの際に学歴は力を貸してくれます。

高学歴と言われる名門校へ進むと、同級生は優秀な人が多いです。

そんな優秀な同級生達はやはり大企業へ進む場合が多いでしょう。

また、学歴の高い人ほど出世する可能性も高いです。

人脈をつてに企業とのパイプがほしいと考えた際に、この同級生が助けてくれるかもしれません。

仕事の相談もしやすいですよね。

また、名門校ほど教員や教授もかなり実績のある研究成果を上げている人が多いです。

そんな優秀な教員や教授から学ぶことは、自分の可能性を広げてくれます。

学歴が高い=優秀ではない

学歴が高い方が有利なことは多いです。

しかし、「学歴が高い=優秀」というわけではありません。

これは、イェール大学助教授の成田悠輔氏による研究から分かります。

成田氏が行った研究

調査対象:シカゴの高校生約4000人
調査期間:2017年
調査内容:普通の学校の生徒とエリート校の生徒を比較。1点差でギリギリ合格した人と不合格だった人の未来を比べ、高校卒業後の共通テストの成績を見ました。

参考:https://economics.yale.edu/sites/default/files/regression_discontinuity_in_serial_dictatorship_-_.pdf

この研究の結果、エリート校に進んだ人の成績は普通の学校の生徒と比べ、ほとんど変わらないかむしろ低いことが分かりました。

さらに、大学と将来の収入を調査した結果でもその差は1%以下だったようです。

以上の結果から、ギリギリ名門校へ進み高い学歴を獲得したとしても、必ずしも優秀になれるとは限らないということが分かります。

つまり、「学歴が高い=優秀」なのではなく、「そもそも優秀な人が学歴の高い大学に進むことが多い」だけなのです。

学歴が高くても就職活動がうまくいかない人はこの例に倣っているのでしょう。

成田氏も「学歴を身につけてしまうことで思い込みや足かせになったりする側面もある」と話していました。

モブ生徒
モブ生徒
学歴が高くても安心できるわけではないね

学歴よりも重要なもの

学歴が高いのに就職活動がうまくいかない人もいれば、逆に学歴が低くても大企業に務めている人もいます。

これは学歴よりも重要なものがあるということです。

では、学歴よりも重要なものとは一体何なのでしょうか。
この答えは下記の2つだと思われます。

学歴よりも重要なもの
  • 何を学んできたか
  • 知識を活用できるか

何を学んできたか

就職活動において、学歴は重要です。

しかし、重要なのは「その学歴に見合った学びを得ているのか」。

名門校や名門大学へ進んだとしても、何も学びを得ずに過ごしてしまうと何も意味がありません。

これだと、偏差値の低い大学でたくさんの学びを得た人にも勝てないでしょう。

名門校や名門大学へ進学することはゴールではなく、スタートです。

そこで何を学びたいのかを考えながら志望校を決めましょう。

知識を活用できるか

知識を持っていても活用できなければ意味がありません。

日本の受験システム的に、知識が豊富だと名門校や名門大学へ進学できます。

しかし、ここで満足していれば役立たずになってしまいます。

例えば、教育学の知識をたくさん持っているだけでは良い教員になれません。

知識を使ってどのような教育を行うかが重要です。

このように、知識を持っているだけで安心するのではなく、知識をどう活用できるのかを考えることが大切。

その上で、知識をアウトプットできる環境のある学校を志望すると良いです。

学びたいことがない人は大学ブランドで選ぶのもあり

学生の中には、学びたいことややりたいことが見つからない方も多いでしょう。

学びたいことがない人は、大学ブランドで志望校を選ぶのもありです。

ブランド力のある大学へ進む方が研究の幅は広がります。

そのため、学びたいことややりたいことを見つけやすいです。

また、就職活動などで学歴を見られることからも、学歴を持っているだけで将来の選択肢は増えます。

先述したように入学してからが重要ですが、学びたいことがない方はそのスタートラインをまず目指すと良いでしょう。

学歴は重要だけど、学歴が全てではない

個性が大事とされるこの時代でも学歴は重要です。これは学歴が高い人の中に優秀な人が多いからです。

ただ、学歴が高い人が全員優秀というわけではありません。

学歴よりも学んできたことやこれまでに得た知識を活用できるかが重要です。

実際、学歴が低くても大手企業に勤めている方は多くいます。

つまり、学歴は重要ですが、学歴が全てではないということです。

まずは自分が学びたいことを考えて志望校を決めましょう。