俳優の阿部寛が主演するTBS系日曜劇場「ドラゴン桜2」。
このドラゴン桜2は阿部寛が演じる元暴走族の弁護士・桜木が偏差値の低い高校生を東京大学に現役合格させるまでを描いた作品です。ドラゴン桜の中には、「桜木メソッド」と呼ばれる東大合格のための勉強法が描かれています。
この「桜木メソッド」は東大だけでなく、受験生全員に必要なスキルを養ってくれます。
そこでこの記事では、受験生に向けてドラゴン桜第6話で紹介された「桜木メソッド」の勉強法をまとめていきます。
- ドラゴン桜2第6話で紹介された勉強法を知りたい方
- 新しい勉強法を知りたい方
- 受験を控えているものの勉強をしていない方
第5話の勉強法はこちら⏬
【ドラゴン桜勉強法】古い教育法は捨てよう!
時代は令和になり、教育法や勉強の仕方、子どもたちの価値観は変わっています。そんな中で、古き良き伝統の教育法をしても、時代遅れになってしまいますよね。また、今の子どもたちには合わないでしょう。
ドラゴン桜も、「ドラゴン桜」と「ドラゴン桜2」では描かれている勉強法は変わっています。
強制と服従だけの時代は終わりました。
まずは子どもを認め、認めた上で信じてあげることだけが大人の役割になります。そして子どもたち自身も自分たちに合う勉強法を見つける必要があるでしょう。
【ドラゴン桜勉強法】受験勉強におすすめはポークカレー!?
受験に勝つためにはご飯も一食一食を大事にしましょう。脳と体を鍛えるためには「食」は大切です。中でもドラゴン桜2第6話では下記の2つの料理がおすすめされました。
- ポークカレー
- ほうれん草が入った卵焼き
まずは、ポークカレーです。豚肉は栄養価が高く、倦怠感をなくすビタミンB1が多く含まれているため、勉強に疲れている体にぴったりです。
もう一つおすすめされたのは、ほうれん草が入った卵焼きです。卵とほうれん草には脳の伝達物質・必須アミノ酸が多く入っています。これは少し手の込んでいるものなのでお願いできるなら全力で感謝しましょう。笑
あなたもお腹いっぱいになって眠くなった経験はありませんか?急いでご飯を大量に食べると、人間の体の中では血糖値が急激に上がってしまいます。
この血糖値が急激に上がってしまうと、糖をエネルギーに変えるインスリンが大量に分泌されます。そのため、食後に強い眠気や倦怠感を感じるのです。
食事をする際には下記の二つのことに注意しましょう。
【ドラゴン桜勉強法】試験を想定した習慣をつけよう!
当たり前ですが、試験って緊張しますよね?
さらに、緊張をほぐそうとすればするほど緊張してしまう沼にハマってしまう人も多いでしょう。そのため、日頃の力を出せない場合があります。
実はこの沼にハマらない簡単な方法があります。それは、普段から試験日と同じ習慣を行うことです。
たとえば、多くの受験生は試験に制服で行くでしょう。そこで、勉強中も試験本番を意識して制服を着ることで試験日の特別感を減らします。
このように、試験日と同じことを行うだけです。試験日と同じ朝6時に起き、同じように食事を取り、試験時間に勉強し、本番前夜と同じ時刻に寝ましょう。
また、朝ラジオ体操をする習慣をつけることもおすすめしています。ラジオ体操は体のあらゆる部位を効率的にほぐす事ができる超優秀なエクササイズです。
しかも、朝行うことで効果は倍増します。ラジオ体操も習慣化し、試験当日も行うといいでしょう。
試験に100%の力を出すためには、いつもの服装、いつものルーティンで試験日の特別感をなくすことが必要なのです。
【ドラゴン桜勉強法】読解力は全ての教科に通ず
ドラゴン桜2第6話では、「走れメロス」を10分で100字以内にまとめるという課題が出されます。
この課題をクリアするためには、読解力が必要です。読解力とは作者が言いたいことは何なのかを理解し、要約つまり簡潔にまとめる力のことです。
この読解力は、幼い頃にどれだけ本に触れたかで決まります。親の読み聞かせや本を読み、物を調べることが幼い頃から日常化してきたものほど読解力はあるのです。
【ドラゴン桜勉強法】国語とは科学だ!そして創作とは建築学である!
文章というのは結局言いたいことは一つだけです。その一つを伝えるために作者は、手を変え品を変え建築学にのっとって文章を言い換えています。
読解つまり要約とは文章を単に読むだけでなく、頭の中で構造化することなのです。
多くの論説文は3つのパターンで構造化できます。
- 同等関係
- 対比関係
- 因果関係
同等関係
同等関係とは、さまざまな形で言い換えをしている文章のことです。
この①と②の文章は同じことを言い換えている文章です。つまり、表現は違うけれど、どちらも思っていることと違うことが起きたことを表しています。
AとBは「つまり」で繋がれています。
これが同等関係の基本構造です。
- つまり
- たとえば
- 要するに
- いわば
- すなわち
- 言い換えれば
対比関係
この文章は、「生活にゆとりがなくなる」ということを主張するために、東京の人口密度と反対の北海道の人口密度を出して対比させています。
主張を明確にするために、反対のものを示して対比することが対比関係です。
- しかし
- ところが
- それに対して
- 一方
- だが
因果関係
①は「宿題を忘れた」という原因から「叱られた」という結果を表した文章です。
「宿題を忘れた」▶︎「叱られた」となりますよね。
- だから
- そのため
- その結果
- それで
- 従って
- よって
一方、②は「叱られた」という結果から「宿題を忘れた」という原因を表しています。
つまり「宿題を忘れた」◀︎「叱られた」というように矢印の向きが変わっていますね。
- なぜなら
- というのも
- その理由は
- きっかけは
【ドラゴン桜勉強法】一番重要なのは同等関係!
試験問題は、この3つの構造をしっかりと意識して作られています。そして、紹介した3つの構造の中で一番重要なのは同等関係なのです。これは国語に限ったことではなく、なんと全教科に言う事ができます。
例えば、数学は与えられた式を展開し、与えられた文章を数字に変換する同値変換を行う教科です。
また、理科や社会は教科書で得た知識や情報を設問に合致する形で言い換えて答える教科です。国語はもちろん、英語も言い換える力を使って理解していますよね。
つまり、読解力を身につければ全教科において格段にレベルアップするのです。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、ドラゴン桜2第6話で取り上げられた勉強法を紹介しました。
- 常に新しい勉強法を!
- 効率の良い食事をしよう!
- 試験を想定した習慣をつけよう!
- 読解力を身につけよう!
読解力を身につけたらどんな問題も怖くありませんね!それでは!勉強する習慣を身につけましょう!