- 「勉強しているのに成績が伸びない」
- 「成績がいい友達の勉強法をマネしてるのに自分だけ成績が伸びない」
という経験をしたことはありませんか?
それはもしかするとその勉強法が合っていないのかもしれません。自分に合った勉強法をしないと、どれだけ勉強しても壁にぶつかってしまいます。
そこでこの記事では性格による勉強法の違いについて解説していきます。
- 成績が伸び悩んでいる方
- 自分に合う勉強法を知りたい方
あなたは保全型?拡散型?
まずは性格に合った勉強法をすることが大切です。そのためにも性格診断をします。
さて、あなたはどうでしたか?
- モブ生徒くんのように気になる本は同時に色々読むを選んだ方は拡散型、
- モグラ先生のように一冊読み終わってから次の本を読むを選んだ方は保全型
に当てはまります。
保全型の特徴
保全型のあなたは、一冊を読みきってから次の本を読まないと不安になるでしょう。このような方は、着実に一冊ずつこなしていく積み上げ型とも言い換えれます。
積み上げ型は「ちゃんとやりたい」「失敗したくない」という思いが強いため、計画してから準備して取り掛かります。そして、その経験を次に活かして成功体験を積み上げていくのです。
そのため、何も指針がないとストレスを感じてしまうでしょう。
保全型の勉強法
- 勉強する場所は固定しよう!
- 1日ごとのノルマを決めよう!
- 仲間に進捗状況を報告しよう!
- 今持っている問題集を徹底的にやろう!
- ハイレベルの問題には手を出さない!
勉強する場所は固定しよう!
保全型の方はなるべく心配事をなくすことが大切です。
保全型の方は新しい場所で勉強するよりも自分が安心できる場所で勉強することで集中できます。必要な辞書や参考書が手元にある場所や馴染みの環境で勉強することが適しています。
1日ごとのノルマを決めよう
保全型は積み上げ型でもありますので、1日ごとのノルマを決め、毎日確実にこなすことが大事です。ノルマがあることで自分のやるべきことを把握できます。
さらに、そのノルマを毎日達成していくことで自信に繋がります。
仲間に進捗状況を報告しよう!
保全型は「失敗したくない」「確実に実現させたい」という気持ちが強い傾向にあります。
そんな保全型の方が真っ先にやることは情報収集です。未知の領域には不安を感じるため、その不安を払拭できるまでは行動よりも準備や計画に時間を使います。
そのため、仲間と情報を共有することで着実に進めることができます。
今持っている問題集を徹底的にやろう!
保全型は一つのことを学ぶと、その周辺の知識もインプットして関連知識を増やしていきます。そのため「抜け漏れ」があると不安になります。
まずは今持っている問題集を徹底的に理解し、そこから関連知識を増やしていきましょう。
ハイレベルの問題には手を出さない!
保全型は周囲の目が気になるので、もし「嫌い」「興味がない」と感じても「やったほうがよさそう」と感じたら周りの状況を見ながら取り掛かる傾向にあります。
しかし、いきなりハイレベルの問題に取り掛かっても、挫折を味わうだけです。順序よく着実に積み上げ「体系化」することが大切です。
拡散型の特徴
拡散型のあなたは、読みたい本は次々と手をつけ、つまらないものに関しては途中で止めても気にならないでしょう。このような方はおもしろいと思えたらすぐに動くタイプで、体験型とも言い換えれます。
体験型は「おもしろそう」「やってみたい」と思えることが重要です。やってみたいことをどんどん試していき、体験から自分の仮設を検証していくタイプで自由に動けないとストレスを感じてしまいます。
拡散型の勉強法
- 勉強する場所は気分で決めよう!
- ノルマは5日間の中で自由に調整しよう!
- あこがれの人をロールモデルにしよう!
- テンションが上がる問題集を1冊を見つけよう!
- ゲーム感覚でハイレベルな問題に挑戦しよう!
勉強する場所は気分で決めよう!
拡散型のキーワードは「わくわくすること」です。
保全型のように同じ場所で勉強していたら飽きてしまいます。そこで拡散型の勉強場所はその日の気分によって変えていきましょう。
例えば、スタバの新作が出た日にはスタバで勉強するのもありですね。
ノルマは5日間の中で自由に調整しよう!
保全型で積み上げ型に対して拡散型は「タスク」と感じると重圧を感じストレスになります。そのため、拡散型はノルマを5日ごとに設定し、その日の気分で1日やることを決めていきましょう。
ただ、ここで注意なのが5日のノルマは必ず達成できるように調整する必要があります。
憧れの人をロールモデルにしよう!
拡散型は、「好き」や「おもしろそう」から勉強に移ります。そのきっかけが好きな人や憧れの人のマネをすることでもスムーズに勉強にす映ることができます。
例えば、身近な憧れの先輩に勉強法を聞きマネをすることから始めると、「好き」が「勉強」の動力になるのです。
テンションが上がる問題集1冊を見つけよう!
拡散型は教科書どおりに進めることが苦手です。例えば、興味があることから手を出していきたいため、足し算を習っていなくとも掛け算を学びたくなることもあります。
そのため、拡散型は学校の問題集に苦手意識を持っている方が多いでしょう。拡散型は自分の好きな問題集を見つけることでテンションを上げて勉強することができます。
ゲーム感覚でハイレベルな問題に挑戦しよう!
保全型の場合、分からない問題が来ると不安に感じ、勉強が進まなくなることがあります。
一方、拡散型はハイレベルな問題でも興味があれば真剣に取り組み、分からなければ分かるまで勉強します。その過程で基礎が磨かれていくので拡散型はどんどんハイレベルな問題に挑戦してみましょう。
まとめ
あなたは保全型でしたか?拡散型でしたか?自分に合った勉強法をするだけで伸び悩みは解決します。
- 保全型の方の勉強法は順序よく着実に積み上げ「体系化」する
- 拡散型の方の勉強法はおもしろいと感じる体験から「概念化」する
ぜひ自分に合う勉強法を試してみましょう。もし、もっと詳しく自分の型を調べたい方はこちらの本をご覧ください。
この本に載ってあるQRコードを読み取り、診断をすれば詳しく自分の型を知ることができます。
あなたが伸びる学び型 ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれる /日経BP/古野俊幸